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特発性脊柱側弯症(側彎症)に対する運動療法の取組み ー東京都医師会雑誌の報告からー

「学童期(脊柱)側彎症の運動療法」 と題して、東京都医師会雑誌に、健診医と養護教員との連携による運動療法の取り組み結果が報告されています。
小学校と中学校の両方で実施されたものです。学校検診で、Hump が 6mm以下の学童に対し、側彎症健診医が独自に考案した運動療法を養護教員の協力を得て実施したところ、一年でHump の減少に明らかな統計的優位差が示されたとのことです。
脊柱側彎症のCobb 角進行に対する運動療法の有効性の有無が議論される中、脊柱側彎症のお子さんを持つご家族にとって有用な報告だと思われました。
多くの脊柱側彎症専門医療機関では、装具装着については指導されます(装具適応となるCobb角だった場合)が、日常生活や運動療法などの詳細な指導はほとんどありません。ただ単に数カ月ごとのX-P撮影によるCobb角計測中心の経過観察が行われ、「彎曲が進行すれば手術しましょう」というスタンスです。しかし、手術に至らない段階では脊柱側彎症の診断を受けた子供に対して、親として何かあげられることはないか・・・と考えることは自然なことだと思います。そんな中、このような取り組みは、現在の経過観察を要する脊柱側彎症に対する積極的な活動として、高く評価させるべきだと思います。
以下に、実際に実施された運動療法を一部紹介させていただきました。

ScoliosisExerFig01

東京都医師会雑誌 Vol.62, No.4 (2009年)  古岡整形外科 2009年

私は、これらの体操が更に効果的に働くためには、上肢の筋に対する運動療法と、更に椎骨(背骨の骨)と椎骨間の関節(椎間関節)に対する関節内運動を、手技療法的に行うことが重要と考えています。

紹介者; 白石洋介  2010年5月16日(月曜日)記

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